みなさん、お久しぶりです。
今回は大学生に人気の旅行先「韓国」に関する記事になります。
もちろん「旅行研究会」ですから、一風変わった旅行をしてまいりましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
《出国》
この日はなんと、徳島空港から旅行がスタートします。
なぜ徳島空港?神戸空港ではなくて?と思った方も少なくはないのではないでしょうか。
理由は簡単、「圧倒的に安かったから」です。なんと今回の航空券、税金やサーチャージも含めて5400円ほどで入手しています。
さて、今回搭乗する便ですがLCC(Low-Cost Carrier/格安航空)であるイースタージェットZE672便です。
徳島空港を10:15分に出発し、ソウル仁川(インチョン)空港までおよそ2時間のフライトです。
近っっっっか!!!
これもう沖縄より近いじゃないですか!!(事実)
海外ということもあって遠いと思っていましたが、来てみると案外近いものですね...💦
なお、飛行機からの景色は、いつも「地図は正しいんだ」と思わせてくれ、地理好きとしては非常に楽しいものになりました。
《半島縦断》
さて、大韓民国のほぼ北端に近い仁川国際空港(東京で言う成田ポジ)に着いた私たちですが、宿をとっているのは、はるか南方の釜山(プサン)です。
入国してすぐに半島縦断の旅が始まるのです。
手始めに首都ソウル駅へと向かう空港鉄道(A'REX)の直通列車に乗車。所要時間は40分ほどで、運賃は17,700ウォンでした。
あっという間にソウル駅に着きまして、まずは釜山駅へと向かうきっぷを購入する必要があります。ネットでも買えるので、当然そちらを使う事をおすすめします。
なお、ソウル駅の窓口は英語が余裕で通じましたので、韓国語を一切理解していない我々でも簡単にきっぷを購入することができました。
せっかく韓国の電車に乗るのなら、いろんな種別に乗ってみようという事で、ソウル駅から東大邱駅は日本で言う特急にあたるITX-セマウル(ITX-새마을)に、東大邱駅から釜山駅は日本で言う新幹線にあたるKTX に乗車するという、なかなかに少々気持ちの悪い注文をしましたが、駅員さんは快く発券してくれました。
ITX-セマウル号は日本でいうグリーン車のような座席の快適性で、4時間近く乗車しましたが何ら不自由は感じませんでした。日本のスーパー特急に乗っているかのような感じでした。
東大邱駅からは列車変わりましてKTX、日本でいう新幹線に乗車です。
KTXは、フランスのTGVと同じ車両ですから、ヨーロッパ型列車に乗るという貴重な体験になりました。動力集中方式ですから、日本の新幹線より静かという印象です。
最大の難点は座席を回転することができない点で、車両の半分は後ろ向きに走る席となっており、そこが当たると残念だなぁという風に思いました。しかし、全体的には満足度の高い列車です。
KTXが少々遅延していましたので、釜山についたころには22時をまわっていました。
今回宿泊するお宿は、「東横イン釜山駅1」です。韓国では成人年齢が19歳で、未成年の宿泊には親権者による同意書とその身分証が必要なため、日本語が確実に通じる日系ホテルにしました。
日本の東横インとほとんど同じで、室内の違いはテレビやエアコンくらいでした。
日本と変わらぬビジネスホテルで本日を締めくくり、二日目へと続きます。
著:aidama